楽器カタログの世界では、アリアプロ、フェンダージャパン、フェルナンデス、アイバニーズ、ギブソン、グレコ、トーカイ、ヤマハ、モーリス、コルグ、ローランドなどの1970年代から90年代のギター、キーボード、エフェクター、アンプのカタログを紹介しています。 このページは、ヤマハ エレキギターカタログ 1987の、13ページを紹介しています。RGX-510S, RGX-510S/M, Session II-610S, -610S/M, -503P/M ロックは俺さ・・・・・・。 照れながらあいつはうそぶいた。様々なサウンドヴァリエイション、いく つにも分かれたロックジャンル。とも すれば自分を見失いがちな、そんな 時代のなかで、自分らしさを表現し たい。だからギターを手にしたのだ と、RGX-510Sと出会ったときにそう 思った。どんなときにも自分らしくあ るために、信じられる何かを持ちたかったのだと、弾き込むほどに確 信した。ロックエイジ達が、見つけた ロックンロールのひとつの答え。オイ ルフィニッシュのネックにしみ ついたやつらの汗が、そんな 思いを物語る。スカーフジョイント・ネック ネック材にはブライトな音色とロング サスティーンが冴える、ハイグレード のメイプルを採用。さらに、ヘッドスト ックとの接合部にはスカーフジョイン ト方式を導入。外観のピュアでシン プルな美しさを実現すると同時に、 構造的な一体化による強度アップ を達成。メイプル材の特徴をフルに 引き出し、マニアライクなネックコンス トラクションを形成しています。こいつを手にしたとき ロックにかけた夢が広がった。スローハンドと呼ばれた男がいた。フ インガーボードの上をまるで光のように 走る指が、残像を生み、たおやかなア クションとなって、見るものを惑わせた。 マジックハンドと呼ばれた男もいた。目 まぐるしいまでのフィンガーアクション は、とても人間技とは思えなかった。 伝説のなかのハイスピードピッカー 達が、聴かせてくれたときめきのロック ンロール。彼らのあるいた道をたどっ
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